ごめんなさい、もう中日。

前のブログに書いた、負味の公演、始まってます。
足利さんは、イサム時代から天才と名高い御方です。
絶妙な黒い笑いを作る方なんですけど、
今回は笑いじゃない
とかいう噂も聞きます。
でも足利さんの長めの芝居って、すごく笑えるんだけど笑いに傾いてないようなかんじで、
それがいいんですけど。

そんなわけで、
とっても見たいのですが
あたしはなんとも見に行けない状態なので、
みなさん変わりに行ってきてください。
そんで、二月の百眼公演では、あんな顔の綺麗なお兄さんが殺陣をつけるんだなぁと思ってください。


負味 第四回公演
『1% Monster』
作・演出 足利政紀
2008年11月28日（金）～30日（日） 王子小劇場

■ストーリー
物語の舞台は、スコットランド南西部ギャロウェイ海岸。この交通機関もろくに通っていない辺境の地に、ある日、自分についての記憶をすべて失った青年が倒れている。浜辺にたった一軒だけ建っている民家の主は、青年をしばらく泊めてあげることにするが、その次の日、彼の妻が無残な死体となって浜辺で発見される。警察は、最近ギャロウェイ地方で起きている旅行者失踪事件と関連付けて捜査を始める。捜査の過程で浮かび上がってきたのは、15世紀にギャロウェイ海岸に実在した人喰い一族の末裔の存在だった。

■出演
塩瀬篤也 本田留美 岡庭直樹 夕部奈穂 青木賢治 奥野瑛太（赤堤ビンケ） 駒木根隆介（赤堤ビンケ） 佐々木隆志 佐藤ヨシヒロ 武孝太朗 尾藤温子 藤代和真（SPACENOID） 吉田啓子

■スケジュール 28日（金）14時◎／19時 29日（土）14時／19時 30日（日）13時／18時 ※開演１時間前より受付開始、30分前より開場いたします。 ◎＝平日昼割引

■チケット 前売・当日 2200円（全席自由） 学生割引 1500円※学生証の提示が必要 平日昼割引 1500円（28日14時の回のみ）

満腹の崩壊、クッキークリームをきみと飲む夢。

明日で黒猫稽古最終日です。
正確には今日ですけど。
明後日小屋入です。

わあ。

衣装を着けて通し稽古をしました。
気持ちが引き締まります。
今回、大島は本役で二言しか喋りません。
（役の大小ではなく、そういう役なんです。）
ここ最近台詞番長な感が強かったのですが。

使い慣れた武器を封じられた状態でどこ迄いけるか
自分との戦いでもあります。

そして、舞台本体は、
日に日に良くなっていっています。
これはねぇ、
見るべしです。

詳細を再度。
まだお申し込み間に合います。

◎興行詳細◎
**舞台『黒猫』**
原作：エドガー・アラン・ポー
脚本・演出・映像：奥秀太郎

○会場○
新国立劇場　小劇場

○日時○
12/3（水）15:00〜/19:00〜
12/4（木）19:00〜
12/5（金）15:00〜/19:00〜
12/6（土）14:00〜/18:00〜
12/7（日）13:00〜/17:00〜
12/8（月）19:00〜

○木戸銭○
6,800円〈全席指定・税込〉

○出演○
藤谷文子
戸田昌宏
手塚とおる
町田マリー
岸建太朗
内田春菊
リンホブディ
町田水城
中林舞
佐藤駿
鈴木雄大
中本昴佑
中尾ちひろ
小山あずさ
実熊倫礼
杏璃尚美
畠山勇樹
大石若菜
清水葉月
高木健
幸田尚恵
大島朋恵
桂月彩有
田中圭介
伊藤靖浩
長谷川知香





明日は、
本稽古から公演終了迄、地元を離れて単身赴任状態の
現役女子高生清水葉月にお弁当を作って行きます。
なんか、添加物だらけだよなぁみたいなものばっかり食べてるから。笑。

そのためにさっきご飯を炊いてたんですけど、
タイマーが鳴るのと本当に同時に、
隣の部屋の人が悲鳴ともとれる声を上げたので、
怖くて暫く停止してしまったよ。
てかね、
今この文章を書いてリターンキーを押した瞬間にも
また悲鳴が聞こえましたよ。
大丈夫ですか。
てかね、
毎晩あげてますよね、悲鳴。
何してるんだろ。
こないだ部屋入ってくとこ見かけたら普通のお姉さんでしたけどね。
挨拶したし。
怖い目にあってるとかじゃないなら全くかまわないのだけど。

前に住んでたカップルは毎週ぐらいの勢いで酷い喧嘩してたなぁ。

我が家は雑然としてるけど平和だなぁ。
土鍋でご飯炊いちゃったりして。

稽古前には幸田嬢とざっくんカレーにいきます。
最後の稽古に向けて気合いを。

波動。干しっぱなしの。音階の電車。(赤。)

どうも御無沙汰いたしまして。

黒猫稽古も終盤。

わぁ。


最近のことを幾つか。

◎ざっくんカレー◎
黒猫の稽古場の近くに百眼俳優陣桜井咲黒氏がバイトしてるカレー屋さんがあって、
桜井氏が、とっても美味しいですと言ってたので稽古の前に行ってきた。
野菜カレーを注文。
スープみたいなルーに野菜がごろごろ。
辛さが選べて、私は三番目に辛いのにしたんだったかな
(辛さの度合いが山の名前で表される。エベレストとか。)
程良い辛さ。
辛さはあるんだけど延々食べ続けていられる程度の。
(ちなみにかなりの辛いもの好きです。)
でもでも、ルー自体は甘いの。
煮込んだ甘さ、もしくは玉葱を極限まで炒めた甘さ。
素晴らしく美味しかった。
次は海の幸だな。


◎仲本氏と中華定食◎
黒猫共演者の仲本くんは、
食事休憩になると
飯食い行こう
飯食い行こう
を目が合った人全てに繰り返す。
お弁当持って来る人、買って来る人が多い中、
めけずに毎日言っている。
そんな仲本くんとご飯を食べてみた。
中華料理屋さん。
入った瞬間から店員と中国語で話しだす仲本氏。
何事？
牡蠣と卵の炒め物定食を頂きました。
小鉢とデザートも付いて、満足。
その後、私も毎日お弁当生活に入ったので、
仲本氏との会食からは離れております。

◎石井さんモーニング◎
なんとなく思い立ち、
百眼統率石井さんを朝ご飯に誘う。
実は私は喫茶店のモーニングにやたらと心を惹かれるのだ。
何故だかしらんが。
黒猫の話を聞いてもらったり、
現場の雰囲気なんかを伝えてみたり。
お互い遅刻したので短時間でしたが、
なかなか良い時間でした。
違う風を取り入れないとね。

◎風邪、蔓延◎
黒猫の稽古場で風邪が大流行中。
私も数年ぶりにひいたみたいです。
が、
PL一回飲んだらほとんど治りました。
しかしPLって、ほんと眠くなるのね。

◎悩む◎
芝居について、悩む日々です。
悩みすぎて変な方向に行っちゃってたようで、
それを岸さんが私に言ってくださった。
アドバイスも頂いた。
嬉しかった。
悩みすぎず考えんと。
そういえば今回の舞台での私の役割は、
ここ数年なかった感じのアレで、
ひょっとしたらイサム堂時代まで遡る
(ったってそんな時間経ってるわけじゃないけど)
ぐらいのアレで、
その辺の感覚が鈍っているうえに、
今までやってきた舞台とは形態が違う訳で。
でも、結局何も考えないほうがよかったりすんだ。
な。

◎折り込む◎
負味の公演に、百眼の仮チラシを折り込んでもらうため、王子小劇場へ。
とっくんや足利さんに会う。
今回は公演自体は見られないので、
舞台セットだけ見せてもらった。
……うわぁ。
これついにやっちゃいましたか…。
まぁ、仕込みに三日間、とりますよね。
百眼二月公演では、負味の青木氏が殺陣をつけてくれるのでありました。




今は稽古場に向かって移動中。
開く迄一時間半はあるなあ。
どこかで美味しいものでも食べるか。
あ、ざっくんカレー…
でも遠い方の駅だしな。
雨だしな。

海と、土と。

本稽古三日目。

……三日目…？

凄い密度だ。



とりあえず、全シーンの形が出来ました。
これから、凝縮作業。
ここから。
ここからが。

今回の役について、
とても悩んでいる。
悶々と。
時に苛々と。
そして鬱々と。

周りを見る。
アンテナ、を、
蜘蛛の巣よりも
もっともっと。

感覚を妨害する何かがある。

自分の声が届かないってことが、
時々あって、
そしたら、
自分を世界に染み込ませて行けばいいんだよって言われたことがあって、
染み込ませてって言葉ではなかったんだけども、
なんていうか、
溶け出させる。

大丈夫、
それで失くなるような自分じゃないのだ。
恐れずに。

そう。
おそれずに。

体温の感覚に、
過敏になっているな。

あれま。






肉を自分から食べることをやめて一ヶ月ぐらいになるけど、
なんだか変わって来た気がするですよ。
良いのかそうでもないのか分からないけれど、
なんだか変わって来ている。
不思議。

南瓜、舞茸、大豆、キャベツ、殴られたような眠気と煮込む。

黒猫本稽古二日目。

稽古場にセットが組まれました！
高い！！！


有機物で作られた無機質な空間。
早く友達になりたい。


ふと、息がつけた夜の短い散歩。

チェシャ猫の月が笑っている。